実話映画いろいろ

実話をもとにした映画を立て続けに観たので感想。
グリーンブック、ある少年の告白、ビューティフルボーイと観てきたけど、ビューティフルボーイはなかなかに自分にはグサグサくる感じの作品でした。作品の仕上がり方も好みな感じ。ティモシー抜きにしても。

思いついたことばばっと。知識なくてごめんなさい。ネタバレやら注意。
ちょっと疲れてるので、あんまり考えまとめられない。。

山田玲司先生のヤンサンをたまに見るんですけど、最近フィクションというとスーパーヒーローの方にいってしまって、その他の作品は実話ベースの作品じゃないと力を持たなくなってきちゃっているよねという話をしていた。
グリーンブックは実話ベースだけどリアルにしすぎると重たくなり過ぎちゃうところを映画というエンタメとして観やすくしてあるというようなことを言っていた・・・と思う(記憶)。たしかにそんな感じだった。きれいにまとまった映画という感じだった。レビューで実話通りじゃないとチラっと見かけたのですが、友達のような感じにして終わりにしたのは現在作られた映画だからということで良いのではないのかと自分は思ってしまいました。現状の白人スタッフで作ったこの作品のラストはこうなります的な。
黒人差別が今でも残っていると思う人にとってこの映画がアカデミー作品賞とったということは作品内のドクの立場そのものなように思いますけど、これを積み重ねていくしかないのではとも。とりあえずオバマさんが大統領になれる時代にはなったわけだし。黒人の中でも色々あるのかもしれませんが。

ある少年の告白は後味悪い映画かと思いきや後味はよかったです。個人の感想ですが//
同性愛の矯正なんて無理だろうけどどうすんだろうという結末が知りたくて映画を観たのですが、そのまま、そうですよねという終わりではありました。現在お幸せに暮らしていること願います。
黒人差別もですが、無宗教の自分には宗教の問題もあまり理解出来ず。矯正というより洗脳で同性愛者を異性愛者にしようと?していました。日本の洗脳系の事件で見かけたやり方そのままでした。万国共通なんですね。外と遮断して身内を悪者にしてランク付けして時に暴力というのがもう。。同性愛どうのというより、たちの悪い施設からの脱出という感じの作品でした。
しかし、現在も施設はあるようで??洗脳してでも異性愛者にさせたいというのがあるんですかね。ここは宗教問題なのでわからない。

ビューティフルボーイはドキュメンタリー的な・・・ちゃんと音楽や編集で作品になっているんですけど、起承転結というか決まった型みたいな感じでなく、ニックがまたいつドラッグをしてしまうのかとずっと眉間にしわ寄せて見る感じでした。個人的にはこれは新しい感覚で、作品としてはかなりよいと思ったんですけど、まあ最後までとにかくやめられないし、現在のことが最後流れるけど、8年もやめられたなら平気だねなんて決して思わせない、なので後味はかなり悪い////作品でしたね。ドラッグの依存は一生治らないと言われているまさにそれをまざまざ見させられた感じでした。
現状、自分はドラッグとは無縁な交友関係や生活で本当によかったと思います。疲れた時やイライラした時にこれ以上太っちゃ駄目だと思っていても甘いもの買っちゃったりするんですよね。やめたいと思ってもなかなかやめられない。こんなのと比較出来ないことだと思うので、もっと気持ちよくなれちゃったらそりゃやめられないよと思います。
ドラッグとは別に、父親が「知らないうちに息子が全然わからない者になっていた」的なことを言うんですけどこれがグサグサと、、すごいお父さん頑張るんですよね。それが自分の親と重ねて申し訳ない的な気持ちがわいて特に泣くようなシーンじゃないところで泣きそうになりました。親の愛は伝わるんだけど、でも一番欲しいのそれじゃないんだよって感じで。自分は母が口だけかもしれないけど身を切るようなこと言ってくれたから立ち直れたとこあるので。まあニックと自分は違うとは思いますけど、自分はこの映画見ててこうしてくれたらなっていうこと父親はあまりやってくれなかったかな。

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