昨日ジョーカーを観てきたのですが、観たいとは思いつつダークナイトが好きだったもんで(と言っても2回くらいしか見たことないけど)別の俳優がやってもどうなんだろう?なんて想いも少しはあったんですね。まあそんななか観たのですが、ああなるほど~みたいなそんな感じでした。
さらざんまいのWEBラジオで幾原さんがノワールやりたいんだよねと言っていたのを思いだし、今ってそういう時期なんかなあとも考えたりしてしまった。ヤクザ映画とか昔からありますけども、別の世界の話だしという感じだったんですよね。でもノワールって意外に身近にある・・・上辺の繋がりはすぐに作れる世の中になったからこそ身近にきてしまったみたいなのがあるのかなとか。
以下ネタバレ含む感想。
とりあえず正解ない系の作品でした ね!
精神病院の患者というのが、それこそ、さらざんまいきっかけで読んだ芥川の河童も思い起こす感じ。何が真実だとか妄想だとかは観てる人が個々に決めれば良いというか、あなたはこの作品で何を真実だと思いたいですか?と聞かれてるような・・・最後の暴動シーンであなたはどこにいましたか?と聞かれてるような、そんな感じのラストだったと個人的には。
そういう感じでは三度目の殺人を思い起こしてしまいました。あれは裁判という社会としてもどうしたいかってのが入ってたけど、ジョーカーはもう自分自身の~正義?なのかな?そこら辺を問いかけられている感じだったな。
あとラストのENDが出るシーンのコメディ作品感。
一瞬でも作中誰かが殺された時に胸がスッとしてしまったことに対して、ジョーカーにしてやられた感というか、そういうのがあったかな。胸くそ感の方が強いから自分はピエロのお面はつけませんが😤
とまあ、長めに感想を書いてしまいたくなるような作品だったので、おもしろかったです。おもしろかったという言い方していいのかよくわらないけど//なんせ精神弱い時に見たら結構落ち込みそうな作品・・・要約するならば、こんなことされたらこうなって欲しいと思ったのが実際に画面で再現されちゃって、最後まで見たら、あれ本当だと思ったの?君は悪い人だねと言われているような、なんかそんな感じだったので。